ゆるりと遊流里に魂入れしよう(準備編)

ついこの間、新しい竿とか浮きを使いたくて・・・なんて日記を書いたばかりなのに、実はその釣行に前後して、四尺の小物竿を物色してポチっていました。

というのも夏に滋賀へ行った際に、甥っ子が近所の水路での釣りにハマったので四尺の小物竿をあげてきちゃったんですね。

それ自体は良い事で、こちらに帰ってきてからも週末には小物釣りをしている様子の写真が甥っ子の家族から届いていました。

10センチくらいのウグイを片手にニッコリしている写真なんて、嬉しいやら羨ましいやらで、つくづく竿をあげて良かったと思ったものです。

僕は僕で、マブナを釣るのが楽しくて、四尺の竿で小物を釣る機会から遠ざかっていたのであまり不便を感じていませんでした。

けれども最近涼しくなってきて、これから柿の種(小さい小さい小鮒をこう呼ぶのも風情がありますね)を釣るのも楽しそうなので、シーズン前には欲しいなあ、と思うようになりました。

そこであれこれ物色するうちに、四、五、六尺の三段階に長さが変えられる竿を見つけました。

そういう竿がある、っていうのは知っていましたし、興味もありました。

この際、初のズームロッドに手を出すのも悪く無いかな、とこの竿についてちょこまかと調べていくと、千石にある「すがも」という釣具屋でも取り扱っていることを知りました。

都内で「タナゴ  釣り  用品」なんて検索すると、大抵名前が挙がってくるし、色々な方がブログなどで紹介したりしている信頼の厚いお店です。

高級な和竿から、比較的安価なグラス、カーボンロッドまで取り扱っていて、この竿はその比較的安価な部類です。

f:id:gorey08:20181002155932j:image

遊流里と書いてゆるりと読むこの竿をポチるまでに、そう迷いはありませんでした。

そして判断材料にしたのにもかかわらず、「すがも」よりも安く売っている店を見つけて、全く迷うことなくそちらでポチりました。

ちなみにこれは四、五、六尺で使うことができます。

「五尺も六尺も持ってんじゃん」

そう思わないでもありませんでしたが、一度の釣行に何本も竿を持って行くのもたいへんです。

八、九、十尺の竿は1つの竿袋にまとめて持ち歩いているので、あとはこの竿を持っていけば例えば鮒釣りがかんばしくない時に

「じゃあ小物釣りしよっと」

と浮気をした上に、あちこち探ることができちゃいます。

竿の長さを変えるたびに、仕掛けも変えなきゃいけないので実際にはそうポンポンと伸ばしたり縮めたりできませんが。

f:id:gorey08:20181002160827j:image 

f:id:gorey08:20181002160837j:image

カーボンの短竿なので軽くて、持ち手も思っていたよりは細く持ちやすいです。

六尺まで伸ばして使ってみても、持ち重りしません。

こいつを使ってみるにあたり、とりあえずそれぞれの長さの仕掛けを作りました。

f:id:gorey08:20181002161215j:image

四尺は「連動シモリ仕掛け」です。

これは以前にも四尺で使っていたのと同じ仕掛けにしました。

鈎はとりあえず秋田狐の2号を使っています。

五尺は普通の浮き仕掛けです。

先日買った浮きに合わせてみました。

そこそこ大きいこの浮きですが浮力はそれほど強くなく、8号のガン玉でトップの付け根まで沈みます。なので感度は良さそうです。

これもどちらかと言えば小物をメインにした仕掛けです。

一方、六尺にはシモリ仕掛けを採用しました。

僕の中には魂入れの初釣行でボウズは逃れたいという思いが強くあって、必然的に草加のマブナ池を釣行先には選んでいるんですが、マブナ池は六尺で届くあたりになってくると、小物に混じって鮒が釣れたりするんですね。

なのでいっそのこと、六尺についてはマブナ狙いの仕掛けにしてしまおうと。

1号の流線シモリを5個、爪楊枝で止めています。4号のガン玉を付けたら上2つが浮かぶところでバランスしました。5号だと3つ目まで浮いてきます。

シモリ仕掛けにはイマイチ慣れていないので、これを機に練習するつもりです。

いずれの仕掛けもハリス止めを使っているので、鈎は適宜変えるつもりでとりあえずは秋田狐の2号を使ってみました。

さて、マブナ池は微笑んでくれるか否か。