滋賀県の川で小物釣り 4年ぶりの再会です

コロナが世間を騒がせている間、先方に迷惑をかけてしまうため甥っ子と姪っ子の住む滋賀県に行く事ができずにいました。

家の周りには田んぼや畑が沢山あって、それに合わせて心躍るような水路がたくさんある夢のような環境なのです。

そして今年、実に4年ぶりに滋賀のお宅にお邪魔してきました。

 

家から歩いてすぐの水路で、早朝からアブラボテの入れ食いを楽しんだことが懐かしく思い出されます。

田んぼの脇にあったその水路ですが、久しぶりに訪れてみると田んぼは埋め立てられて、瀟洒な家が立ち並んでいました。

水路は生きているみたいでしたが、人の家の玄関先で釣りをするわけにもいかず、素敵な水路は一つ失われてしまいました。

 

そこでアブラボテは諦めて、4年前に見つけたオイカワ入れ食いスポットに向かいました。

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名前は分かりませんが、それほど大きくない川です。

川の流れから少し外れたところにこんな感じの溜まり場があって、ここに魚がウヨウヨいるのが見えます。

町中を流れた水路がここに注いできていて、餌や酸素が豊富なのかもしれないですね。

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みる角度を少し変えるとこんなふうに注いできています。

魚はみんな、白波立っている方に頭を向けてウヨウヨしています。

なのでその手前くらいから鈎を落として流れに乗せると、パクリと魚が食いついてくるっていう寸法です。

 

何しろ4年ぶりの滋賀県を満喫するために朝から日が傾くまでみっちり遊び呆けていたので、餌を調達する暇が無くて毛鉤を使うことになりました。

流れに乗せるので浮きを外してミャク釣りにします。

竿を出すとすぐにコツコツという感触が手に伝わってきます。

何度か空振りしましたあとで合わせが決まり、プルプルっとした手応えとともにキレイに色のでたオイカワが釣れました。

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うーん、傾きかけた夕日に映えますね。

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小一時間ほど遊んでオイカワばっかり10匹くらいでしょうか。

短い時間でしたが、ピストン釣り以外で久しぶりの釣果です。

このポイントが変わっていなくて幸運でした。

 

帰り道、そういえばこの景色も変わっていないな〜、と気づきました。

まっすぐ伸びた道の先に、こんもりとした神社の森が見えるこの景色。

田んぼを抜けてきた風が心地よく汗を冷ましてくれます。

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4年前もここで少し立ち止まって少年期を思い出したりしたのでした。

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来年も行けるといいなあ。