舎人公園でマブナ釣り 雷魚と物知り少年
本日は早朝のみの釣行です。
マブナ池に後ろ髪を引かれながらも、舎人公園に出動しました。
朝5時から、せいぜい8時くらいまでの釣行です。
前回の釣果に気を良くして、全幅の信頼を置きつつエサは九ちゃんで挑みました。
今回はウッドデッキから釣りをしました。
駐車場側のつりばに比べると、水没している杭や捨て石があって、根掛かりしやすいのですが鮒はこちらの方がよく釣れます。
小さな鮒が釣れてからしばらく、ウキが沈んだところで合わせたらなんだかやたらと走るやつが掛かってました。
鯉かな?
とも思いましたが、それほど重たくもなくスルスル寄ってきます。
以前に鯉っ子が釣れた時に似た感触でしたが、上がってきたのはライギョっ子でした。
口が硬くて鈎を外しにくいんですね。初めて釣りました。
で、鈎を外したとこでジタバタ暴れて手からすり抜け、ウッドデッキ脇の草むらに落っこちました。
外来種だし、猫の餌になるならそれでもいいや。
そんな風に考えて放っておいて、鮒釣り再開です。
2匹目を釣ったあたりで、ちびっ子が網を持ってガサガサしながら近づいて来ました。
ちびっ子ともう一人、高学年くらいかな?男の子も網を持って駆け上がりの近くをガサっていました。
どうやら、男の子はソロ活動中で、魚に詳しかったり色々捕まえているこの子にちびっ子が懐いている様子でした。
微笑ましいのう、なんて思っていたら、男の子が
「モツゴとかタナゴですか?」
と聞いてきます。鮒釣りだよ、と答えると
「釣れていますか?」
と聞いてきたのでバケツを見せて、鮒が2匹と、さっきライギョが釣れたけど草むらにほっぽっちゃたよ、と答えると
「ライギョだったらまだ生きているかも!」
とちびっ子と一緒に草むらを探しはじめました。
すぐに見つかったみたいで、「あ!いたいた!まだ生きてる!」と網に入れて水に浸しています。
すると網の中のライギョは、ジタバタと元気になるのでした。
男の子曰く、ライギョは肺呼吸できるのだと。
そういえば、釣りキチ三平で読んだことがあります。釣ったライギョが水面に呼吸しに上がってこれないようにして、弱らせてから取り込んでいました。
結局、ライギョはちびっ子に引き渡され、プラケースの中に入れられていました。
どうするんだろ?飼うのかな?
その後は鮒らしいアタリもサワリも無くなってしまったので竿をしまいました。
男の子は、まだ網を持って遠くの岸辺にいました。
モツゴを獲りたいと言っていたので、上手くいくと良いです。
そういえば、ペットボトルでビンドウもどきを作って、初めて獲れたのはモツゴでした。
その時はあまりに簡単に大漁だったので驚いたものです。
釣るようになってから納得しました。
こんだけ食い気が強けりゃ、そりゃ大漁だわ。と。
本日の遊び道具
延べ竿八尺
道糸0.8号
ガン玉5号、唐辛子ウキ
ハリス0.4号、細地袖3号
エサ 九ちゃん、へらグルテン