仕掛け巻きの量産 初めての鉤結び
先日試作した仕掛け巻きですが、2.5mmのピンバイスを手に入れることができて、こいつがドンピシャに竹串のサイズだったものですからついに!
量産に踏み切りました。
と言っても作った仕掛け巻きは試作を含めてもまだ10個です。費やした時間を考えると如何なものか、買った方が良いのではと思ったりします。
けれども、作ること自体はとても楽しく、自作した道具を釣り場で使うのもまた、大変に楽しいものなのです。
思えば少年の頃、僕は本当に図工が苦手でした。作ることに喜びを感じたことなんてほとんど無かったのに、こうして中年になってから、作って使う喜びを覚えるなんて、うまく言えませんけど「得した」気分です。
で、こんな感じで楽しく作りました。
割り箸を切ります。ノコで両面から切り込みを入れて、あとはパキッと折っちゃいます。
ピンバイスで穴を開けていきます。なぜだかこの工程が一番楽しいです。
こんなふうに、綺麗に穴が開くので気持ち良いです。
穴にボンドを塗り、ワイヤーと竹串を差し込みます。
もう片方を差し込んで、軽く叩いて串を押し込んだら完成です。
だいたい15分くらいかかります。ぶきっちょはツライですね。
さてさて、本日は他に「鉤結び」にも挑戦しました。
僕はいつもハリス付きの釣り鉤を使っているんですが先日タックルベリーでこんなものを見つけて買っちゃいました。
がまかつのヘラスレ2号(20本入り)です。
こいつが、5袋セットで200円ほどで売っていました。
ハリス付きの釣り鉤は、だいたい7本くらい入ったものが120円ほどで売られています。
なので100本の釣り鉤が200円ならば、だいぶお安いです。
しかし。
こいつを使うには、この鉤にハリスを結ばねばなりません。やったことないです。
仕掛け作りの本には、必ず結び方が載っていますが、あんな小さい鉤に糸なんぞ結べるもんかい!と敬遠していました。
でも買っちゃったからには使わないといけません。折良く、仕掛け巻きの材料を買いに行ったダイソーに、0.8号のハリスが売っていました。
これは、僕の使っている仕掛けには少々太いハリスですが、使えないことはあるまい、といくつかまとめて購入しました。
そして初めての鉤結びです。
外掛け結び、という結び方です。鉤を串に引っ掛けてみて、ハリスをビンビン引っ張ってみましたが外れたり切れたりする事はありませんでした。
もしかして、ちゃんと結べてるのかな?
なんせ細かくて、どれだけ目を凝らしても結べているかどうかがわかりません。悲しき老眼初期です。
ルーペ買わなきゃダメかな・・・。
それでもなんとか6本の鉤を結んで、いつでも使えるようにしました。
仕掛け巻きも、とりあえず色々な大きさを作ったので、使い勝手を見ながら良いところを探っていきます。