柳瀬川で小物釣り 釣具屋が10時開店っていまいち納得いかない

奇跡的に晴れた日曜日。お友達ファミリーと遊ぶため朝から柳瀬川にむかいます。

 

川遊びをするときは、午前中から夕方までみっちり川で過ごすことが多く、泳げる川はそれなりに遠いので早くに家を出ます。

 

で。

僕の中では「川遊びイコール釣り」なので、道中の釣具屋で釣餌としてサシを買いたいのですが、2店舗ある大手チェーンは両方とも10時開店です。

10時なんてあなた、とっくに川でずぶ濡れになってる時間ですよ。

調子が良ければ数匹のオイカワがビクに入ってますよ。

せめて9時に開いていてくれるとすごく嬉しいんですけどねー。

前日に買いに行けなかったので、今日は釣餌は現地調達となります。

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川の浅瀬にある石を片っ端から裏返して川虫を採取します。

欲張って大きい石をひっくり返してみても、疲れるばかりで成果は低いので、片手で楽に持てるサイズの石を拾っては裏側を検分します。

「ヒラタ」なんて呼ばれるカゲロウの幼虫がピタ〜っと張り付いていたり、砂利が団子みたいに固まっているのをほぐすと「クロカワムシ」なんてのが見つかります。

ヒラタを数匹捕まえて、浅く水を入れたバッカンに取り置きしておきます。

餌持ちはそれほど良くないので、すぐに使えるように腕を濡らしてヒラタを貼り付けて持ち歩くスタイルが便利ですが、乾きやすいのでせいぜい2〜3匹くらいが良さそうです。

 

仕掛けは、六尺の竿に1号の道糸を竿尻までの長さで結び、ハリス止めを付け、ハリスを10センチほどの長さにして、秋田狐の4号をセットします。

オモリとウキは、今回の仕掛けでは使いません。

この上なくシンプルです。

道糸とハリスを直接結んでしまえばハリス止めすらいらなくなります

下流が正面になるように川に立ち入ったら仕掛けの先端を流れに乗せて、道糸が張ったらそのまま竿先を水の中に沈めます。

そしてそのまま竿を前後にピストンすると、手にプルプルっとした感触が伝わります。

竿を立ててやると、オイカワやカワムツが上がってきます。

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この釣り方がピストン釣りですが、これの良いところは釣れても釣れなくても、川の流れの中に立ち入っているのでとても涼しく楽しく過ごせるということ。

この時期にうってつけの釣り方だと思います。

中には、胴長を着て春先からこの釣り方で楽しむ猛者もいるようですが、川でじゃぶじゃぶ遊びながら

「ほんじゃちょっとオイカワでも釣っちゃおうかな」

くらいのノリで釣り糸を流すのがちょうどいいですね。

お友達の長男君は、泳いで釣りをして、また泳いで、という感じで川遊びを満喫していました。

う〜ん、正しい!

それこそ理想の川遊びだね!と思わず膝を打つのでした。

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あ、釣りに関係ないけど、飛び立つ瞬間の玉虫なんていう珍しい写真が撮れたのでお披露目です。

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くっきりした入道雲と、目に痛いくらい青々とした草むら。

こういう「夏だぜぇ〜」っていう風景の中にいると、おじさんになっちゃったことをしばし忘れて童心に帰ります。

 

本日の遊び道具

釣竿:六尺

仕掛け:道糸1号、ハリス止め、ハリス0.4号、秋田狐4号

釣餌:現地調達の川虫 クロカワムシよりもヒラタの食いが良かった!