川口の池で小鮒釣り アタリが無いのもアタリです

前回絶好調だった池です。

僕はてっきり、この池は草加市にあるのだと思っていたんですがどうやら所在地は川口市のようです。

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前回同様、水門近くで竿を出しました。

ここはフェンスがあることと、そこそこの斜面であることが相まって座ってエンコ釣りをするご老人からは敬遠されているみたいです。

池の方には数人が竿を出していましたが、こちらには誰もいませんでした。

六尺、シモリ仕掛け、秋田狐2号、タナゴグルテンでスタートです。

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2投目で小鮒が釣れました。幸先良いです。

本日も1時間以内にツ抜けしました。

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しばらく静かに一人で遊んでいると、対岸に釣り人が入りました。

池の方で鮒の釣果が得られず、こちらに様子見に来たようです。

釣れているかという問いに絶好調ですと答えると、対岸で竿を出し始めました。

僕の方はポコポコ釣れていますが、あちらはサッパリです。

対岸とはいえ、長い竿を使っているので仕掛けが落ちているポイントは僕の方に近いのに随分差があります。

聞けば4号の袖鈎を使っているとのことで、ウキも少し大きめのトウガラシでした。

僕は水中にあるシモリの動きで合わせているので、もしかしたらトウガラシウキにはアタリが出ていないかもしれません。

せめて鈎だけでも、と思い秋田狐の2号を差し上げましたが、やはり小鮒は釣れず元の池に戻っていってしまいました。

仕掛けのチョイスの大切さを痛感します。

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前回の大漁に気を良くして、今回はバッカンとは別にプラケースも持ってきていて、バッカンに10匹溜まったらプラケースに移していました。

これで40匹いるはずです。

 

さて、ここまでの数釣りをする中で新しい発見がありました。

今日は投じた仕掛けがなじむと、すぐに何かしらのアタリがあって、水中のシモリがスッと早い動きをする時はほとんどクチボソが餌をひったくっています。これはまあいつもの事で、ゆっくりと、じわっとした動きに合わせると小鮒が釣れます。

で、何回かに一回は、仕掛けは馴染んでいるはずなのに何のアタリもない時があります。

だいたい10秒数えてアタリが無ければ、シモリが水中に残る程度に竿を上げて誘いを入れてみるんですが、この誘いが合わせになって小鮒がかかっていることが何度もありました。

クチボソよりも先にエサにたどり着いた鮒が、シモリが動かない程度にそっとエサを食べているのだと思います。

 

逆説的ですが、今日のコンディションではまず

「アタリが出ないはずがない」

という状況があったので

「何の反応もないのは、アタリが出ないようなエサの食べ方をされている」

と判断する事ができました。

何でしょう、便りがないのは無事な知らせ、みたいなものですかね。

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それを踏まえて、アタリの出ていない竿を、合わせを入れる時のように少し強めに立ててみると、なかなかの頻度で小鮒が釣れました。

これももしかしたら仕掛け次第ではきちんとアタリが出るのかもしれません。

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水門近くで50匹を超える小鮒を釣って、すっかり満足したので池の方へ行ってみました。

いそうな雰囲気がムンムンですが、こちらはモロコやクチボソの大きい奴がよく釣れてしまい、なかなか鮒に届きませんでした。

根掛かりも多いし、座ってエンコ釣りしようと思うと水中のシモリが見えにくいしで、結局水門が一番、という結果でした。

 

そういえば、Facebookからのお知らせで1年前の投稿を見てみたら、芝川でクチボソを釣っては「小鮒を釣りてえ」とぼやいていました。

その日からちょうど一年後の今日、過去の僕が焦がれた小鮒を心ゆくまで釣る事ができたのは良い巡り合わせだと思います。

 

本日の遊び道具

遊流里六尺

シモリ仕掛け

ハリス0.3号

秋田狐2号

タナゴグルテン

へらグルテン+ニンニクパウダー