越谷の水路で小物釣り 水路カラッカラじゃん
昨年の夏、キャンプ先で捕まえて娘が飼育しているニホントカゲが活発に動き回るようになり、食欲も旺盛になってきました。
暖かくなると元気になるのはトカゲも僕も同じ。
久しぶりに予定のない休日で、天気は申し分ないくらいに良い。
魚もさぞかし元気になっているだろうと思い、越谷に出かけてみました。
ところが、まだ水路には水が入っておらず、場所によってはすっかり干上がっています。
なんてこった…
これじゃあせっかくの休日が台無しだ!
諦めきれずに付近を散策しながら竿を出しては仕舞い、やっと平打ちの見える水路を見つけました。
ここにキラキラ平打ちしてるんですが、いかんせんものすごい「ドブ感」です。
アナカリスも泥をかぶっていてかなり切ない有様です。
それでも水底で活発に平打ちしている様子を見ていると、今日のポイントはここしかないように思えます。
午前中に越谷に到着して、あちこちうろうろしていたらいつのまにか正午です。
今日はもうここで頑張るしかない、と竿を出してみましたが…。
浅い!
すごく浅くて、水深は20センチもありません。
浮き下をできる限り短くして、なんとか浮きが立つようにしたけれど、もしかしたらオモリが底に着くか着かないかくらいの「オモリベタ」になっているのかも。
浮きの下には目印を付けた、いわゆる「連動シモリ仕掛け」ですが、当たりが全然取れません。
ジリジリと時間が過ぎていきます。
その間にも平打ちはキラキラと僕を煽り続けます。
小物釣りをしていて初めてヤキモキした気持ちになりました。
こんなに見えているっていうのに!
せめてあと10センチ、水深があればもう少し当たりが出てくると思うのですが、僕のためにある水路でも魚たちでもありません。
向こうの条件で勝負するしかない。
ようやくシモリがゆらっと揺れる当たりがあったので合わせてみたら、待望の一匹が釣れました。
すごく久しぶりのタナゴです。
ここのところ、越谷では小鮒ばかりが釣れていたのだけれど、ここで平打ちしていたのはタナゴでした。
キレイですね〜かわいいですね〜。
この独特な菱形のフォルム。
小鮒は小鮒でとてもかわいらしいのだけれど、タナゴにはまた別の良さがあります。
たくさんの釣り人を魅了するのも頷けるというものです。
さて、肝心な釣果としては、タナゴの他にはモツゴとモロコが一匹づつ、という大変に慎ましいものとなりました。
浮き釣り、下手になってきてる実感があります。
川遊びついでのピストン釣りばっかり楽しんだツケかな…。
【本日の遊び道具】
竿 : 五尺延べ竿
道糸: 0.6号
浮き: ナカジマ雑魚浮き
鈎 : タナゴ鈎 三腰
餌 : グルテン5