越谷の水路で小物釣り 君は誰だ⁉︎
久々に越谷の水路です。
そろそろ細い水路からは水が抜かれてしまう時期ですが、11月ならまだ大丈夫かな?と期待して向かいました。
以前、この辺りの水路で小鮒釣りをして随分と楽しい思いをしたことがあり、今回もそこを狙います。
期待通り、水路にはまだ水がありましたが、水面びっしりと細かい浮草が覆いつくしていました。
小さい蜘蛛などはトコトコと浮草の上を歩いて移動しています。
これでは釣りになりません。
でもせっかく来たので当たりがあるか無いかくらいは確かめたい。
水路の両岸には枯草がたくさんあって、見るとそこそこ太い茎が折れて転がっています。
それを拾ってきて、水路の幅いっぱいの長さに切り揃えて浮かべてやれば、浮草をシャットアウトできるはずです。
まずは2箇所に枝とか茎を浮かべて、その間にある浮草を網で掬い取ります。
こんな感じに釣り場が出来ました。
さて、あとは当たりがあるか試します。
餌はバニラの匂いの「グルテン5」を使ってみました。
30分くらいは当たりが全然なくて、溶けた餌を打ち直すだけの時間が過ぎました。
ようやく水中の目印に当たりがあり、小さなモロコが釣れました。
そこからまたパッタリと当たりが途絶えてしまい、とうとう練った餌を使い果たしてしまいました。
いつもなら、もっと早くに見切りをつけて、さっさと場所を移動していました。
けれども、今回は「せっかく釣り場を拵えた」と言う気持ちが仇になり、釣り場を移動する踏ん切りがつきませんでした。
気を取り直して別の水路に向かいます。
先に入った釣り場よりも広い水路です。
上から覗いてみると、キラキラとヒラ打ちが見えます。
やはりこういう所で釣らないと!
当たり前のように、餌を打つとすぐに当たりがあります。
釣れるのはモツゴやモロコばかりですが、場所を変えて正解でした。
そのうち釣れるといいな〜と思いながらしばし。ようやく待望の小鮒が釣れました。
やっぱり小鮒は綺麗です。
元気の良い当たりに合わせると子鯉も釣れました。
仲良く記念撮影です。
調子良く遊んでいると、スリムな小鮒が釣れました。
でも鈎を外すときに、腹ビレにうっすらと赤い色が見えました。
ケースに移してよく見てみます。
ヒレのつき方とか、黒目の感じはタナゴです。
これはひょっとしてヤリタナゴでしょうか。
このあたりの水路で初めて釣りました。
もっと釣れないかと欲を出しましたが結局、釣れたのはこの一匹だけでした。
でも小鮒も釣れて、久しぶりの越谷水路を堪能しました。
【本日の遊び道具】
竿 : 延べ竿六尺
道糸: 0.6号
浮き: 雑魚ウキ
鈎 : タナゴ鈎 三腰
餌 : グルテン5