荒川でテナガエビ釣り 初めてのキャッチアンドイート
昨年、やろうやろうと思っていながら、とうとうやらず終いだったテナガエビ釣り。
道具立てもいたってシンプルだし、釣り場は家からも近いのに。
なぜか。
ちょうどその頃、芝川や舎人公園での小物釣りを経て、草加の池で鮒の入れ食いを体験してしまい、4月の終わり頃からず〜っと鮒釣りに夢中になっていたからです。
そして時期を逃した先には、川遊びをしながらのウグイ釣りに心を奪われていたのでした。
職場の移転に伴い、大横川というハゼ釣りスポットが近くなったこともあり、汽水域の釣りに興味が向いてきました。
とは言えハゼはもう少し先。
そこで前哨戦として同じく江戸前の釣りということで、ついにテナガエビ釣りに手を出した、という次第です。
釣り場は荒川に架かる江北橋という橋の近くです。
釣り場に着くと、すでに何人か竿を出しています。
道具立てから、おそらく皆さんテナガエビ釣りだと思います。
時間的にはちょうど潮の下げ時になっていて、水位はだいぶ低くなっていました。
小さめの玉ウキ、ガン玉、ハリス止め、エビ鈎2号というシンプルな仕掛けを六尺の竿に結びました。
始めて1時間ほどはアタリがありませんでしたが、何となくウキが横に動いたような気がして、少し待ってからゆっくり竿をあげるとコンコンという手応えが。
バンザーイ!
人生初のテナガエビです。
魚とは全然違う手応えです。
アタリの出かたも、もう少し経験を積まないと見逃してしまいそうです。
これに気を良くして、さらに頑張りましたが釣れるのは
こんな人たちばかり。
ハゼなのかしら?
うっすら茶色いんだけど。
さらにこれは一目瞭然なヌマチチブが楽しませてくれました。
結構長いこと頑張ってこの釣果。
泣けますね。
エサがカニカマだったのが悪かったのかな?
さて。
一匹しかテナガエビが釣れなかったのは寂しい限りですが、今日は
「釣れたら食う!」
と決めていました。
まずは良く洗います。
逃げますが、とっ捕まえて洗います。
そして
油へドボーン。
昨日の揚げ物の油がまだ未処理で残っていたのが幸いしました。
一匹を揚げるのに新しい油を使うのはさすがに気が引けます。
長い手を持って油に入れたので、綺麗にバンザイをしています。
そして美味しそうになったテナガエビ君。
手を食べるのは怖かったので、両手と頭を外して身を食べてみました。
味はまあ、ごく普通のエビでした。
次はおつまみになるくらいは釣りたいものです。
本日の遊び道具
延べ竿六尺
玉ウキ
ガン玉5号(ウキが沈む重さです)
エビ鈎2号
カニカマ