川口で鮒釣り オシアゲさんと再会しました

一度良い思いをしてしまうと、ついつい足が向いてしまいます。

本当なら草加舎人公園の池の様子を探るのも、先々を考えれば大切なのでしょうが、目先の楽しみに勝てずにいます。

 

当直明けと休みがあったので、川口の治水池です。

当直明けの日は、釣りを始めるのがどれだけ早くても10時ごろからになります。

そこそこ日も高くなっていて、暖かくなっていました。

この日、いつもの鮒スポットには先客がいました。

対岸で釣り支度をしていると声がかかりました。

僕が釣りをしているのを何度か見かけたので竿を出してみることにした、とのことでした。

先客さんは、トップの長いヘラ浮きに二本鈎のへら釣り仕様です。

小一時間ほど鮒のアタリが無く、ボソに突かれているとのことです。

僕はいつものシモリ仕掛けで、葦の近くを狙います。

たしかにアタリは少なく、合わせてみても鈎に掛かりません。

この前は良く釣れたんですけどね、なんておしゃべりをしながらさらに小一時間ほど経って、先客さんは

「まだ水が冷たいから動いてないね」

そう言って竿を仕舞いました。

そうなのかなぁ、前に釣った時よりも暖かいくらいなんだけど。

先客さんが帰って、10分ほどでしょうか、ようやくシモリが動き、合わせてみたらバッチリ鮒が釣れていました。

粘り勝ちです。

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そこからさらに2時間ほどで、8匹の鮒が釣れました。

こういうことがあると、やめ時がますます難しくなりますね。

少し大きめな奴も混じります。

この日の鈎はへらスレの1号でしたが、二度ほど大きめの鮒をバラしてしまいました。

 

さて明けて翌日、仕事が休みでしたが昼過ぎに用事ができてしまい、午前中だけ同じポイントに入りました。

昨日、六尺で腕をいっぱいに伸ばしてようやく振り込める辺りで何匹か釣れたので、この日は八尺の竿に、上州屋にて100円で売られていたシモリ仕掛けを結びました。

鈎は少し大きくして袖鈎4号を使います。

昨日同様、全然アタリのないスタートです。

しばらくして一匹鮒が釣れたあたりで、以前この場所でお会いして浮きを頂いたオシアゲさんがやって来ました。

僕はもちろんすぐに「あ、オシアゲさんだ」と気づきましたが、オシアゲさんも僕のことを覚えていてくれました。

水が温んで、僕はすっかり鮒釣り仕掛けにシフトしていましたが、オシアゲさんは出会った時と同じく、遅ジモリのタナゴ仕掛けでした。

竿の長さも、狙うポイントも違うので、しばらく並んで竿を出していました。

この日、オシアゲさんは僕に「釣れてたら連絡してよ、近所だから」と連絡先をくれました。

お互い連絡先を交換したところで、ようやく僕はオシアゲさんのお名前を知り、自分も名乗ることができました。

 

オシアゲさんは僕の仕掛けを見て

「底は水が冷たいから、少し上を泳いでいるよ」

「浮き下を短くしてみるといいよ」

とアドバイスをくれました。

ところが僕が使っていた仕掛け、オモリが浮き全部の浮力に勝ってしまっているので、いくら浮き下を短くしても結局はベタ底になってしまうのでした。

板オモリを切って調整するよりも別の仕掛けを結んだ方が早いので、竜雲で買った小さいヘラ浮きを使った仕掛けに変えました。

4号のガン玉一つでそこそこ良い沈み方をする浮きなので重宝しています。

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久々の浮き仕掛けです。

少し底から浮かせた辺りにタナを取ってみると、フワフワとしたアタリが出ました。

しばらく浮きを使っていなかったので、合わせの勘どころが鈍くなっているのか上手く魚が乗りません。

何度か失敗して、ようやく合わせが決まり鮒が釣れました。

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結局、この日釣れたのは四匹でした。

オシアゲさんの言った通り、ベタ底よりも浮かせた方が良くアタリがあったように思えます。

グルテンを餌にしているので、浮かせた方がばらけて寄せているのかもしれないな、なんて思ったりもします。

シモリ仕掛けの方もオモリを軽くして、底よりも浮かせた釣り方ができるようにしておこうかな。

 

この日の遊び道具

遊流里六尺

シモリ仕掛け

へらスレ1号

 

延べ竿八尺

へら浮き

袖鈎4号

 

へらグルテン+ニンニクパウダー