草加の池で鮒釣り オデコと言うかボウズと言うか
毎度のように舎人公園へ鮒を狙って出かけた時のことですが、見事なまでに釣れませんでした。
その日は風向きの関係で、いつものウッドデッキではなく駐車場側のカケ上がりで竿を出したんですが、これがまあ〜当たらない。
厳密にはアタリはあるんです。おそらくはクチボソの。ところがまるで鈎にかからず、ついにその日はボウズでした。
ところで、釣果が上がらない時にもう一つ、「オデコ」っていう言い回しもよく耳にします。
釣りを始める前までは、僕はボウズって言葉しか知らなくて、釣り場にいる方々がオデコオデコ言っているのを聞いて
「なるほど、オデコって言い方もあるのか」
と膝を打った次第です。
オデコもボウズも頭にちなんだ言葉ですね。
一説には
釣れない→魚っ気がない→気がない→毛がない
からボウズとなり
毛がない→そういやオデコにも毛がない!
でボウズと同義にオデコとなった、なんて言われているみたいです。
いつぞやのフラシって名前みたいに、知らなかった用語ってまだまだあるんでしょうね。
オデコの方が可愛らしい言い回しなように思えるので、これからはオデコを使おうと思った次第です。
さて、舎人公園でオデコを食らったので、本日は是が非にも釣果が欲しかった僕です。
行けば必ず釣れる、草加の池に行ってきました。
こんな感じでフラシを使ったんですけど、実は鮒が2匹釣れるまではバケツに入れていました。
何となく、釣れてもいないのにフラシを水に入れているっていうのは、見栄っ張りなように思えたからです。
草加の池もタナゴやクチボソのアタリが多く、結局釣れた鮒は4匹だけでした。
本当はフラシの底が見えないほど釣れるつもりでいましたが、なかなか思い通りにはならないものです。
少し大きい奴だと、タナゴでも鈎にかかります。
スレ掛かりした個体はその場でリリースして、ちゃんと口に鈎掛かりしたやつをキープしました。
この日の鈎は、以前に竜雲さんで購入したがまかつのオカユ鈎です。
針先に小さく丸めたグルテンを付けると、たまーにガッツのある個体が食いつくみたいでした。
ガン玉5号と、それに合わせた唐辛子ウキで道糸0.8号、ハリス0.4号と鮒に合わせた仕掛けですので、タナゴ仕掛けに比べるとだいぶ大雑把なんですが、ある程度の大きさだとこのようにタナゴも釣れちゃいます。
もっと釣ろうとすれば、鈎を秋田狐の1号なんかにすればいいのでしょうし、実際によくそのように鈎を交換することもあるんですが、この日は意固地になって鮒狙いでした。
少し離れたところでは、ベテランの風情ある方がポコポコと鮒をあげていました。
腕の差を痛感しました。
そんなこんなで、ギリギリのところでオデコを回避して家路につくのでした。
本日の遊び道具
延べ竿十尺
道糸0.8号
唐辛子ウキ、ガン玉5号
ハリス0.4号、オカユ鈎1号
へらグルテンにニンニクパウダー少々