猿江恩賜公園再訪 まさかの返り討ちです
本日も当直明けです。
少しばかり眠いですが、前回の教訓を活かして五尺のオカル仕掛けを作ったのでリベンジ釣行です。
目指すは猿江恩賜公園。
今日こそ入れ食いだぜ!と息巻いて挑みましたが、まさかの前回以上に水が無いという惨事が。
なんて出鼻をくじく池でしょう。
こんな返り討ちにあうだなんて・・・
田んぼくらいの水深しかないです。
水心の無いところに魚心無し。
肩を落としていると、公園管理事務所からのお知らせが目にとまります。
「5月25日に葦の刈り取り作業をやっちゃうよ」
・・・それでか〜。
数日前に大雨降ったし期待していたんだけどな〜。
ところが捨てる神あれば拾う神あり。
この公園には、大通りを挟んで反対側にもハス池があります。
ワイルドな風貌の水無し池とは打って変わって、きっちりと整備されてフェンスまで備えた池です。
奥の方にハスが咲いています。
どうやら先客がいるようです。
これなら期待できるかな?と僕もそちらの方に向かいました。
先客は二人いて、どちらも三、四尺の竿を使った小物釣りを楽しんでいるようでした。
少し離れた所に僕もお邪魔します。
ハスの近くに仕掛けを入れるとすぐにアタリがあります。
そしてすぐにモツゴが釣れました。
あわよくば小鮒を・・・
そんな思いもあり、きっちり底につけていたんですが、真っ赤なあいつがかかりました。
なんとかハサミをかいくぐって鈎を外そうとしましたが、痛恨の鈎ロストです。
すると先客のベテランが
「底にするとエビガニくるぞ。ここ多いから」
とアドバイスをくれました。
ベテランは以前、一本1500円もする鈎を「エビガニ」にやられたそうです。
どんな鈎だよ・・・
「エビガニ」という呼び方になんとなく年季を感じます。
アドバイスに従い、ウキ下を浅くしたらモツゴラッシュとなり、結局最後までモツゴ祭りでした。
鮒もいるみたいなので、そのうち釣れたら嬉しいですね。
さて、アドバイスをきっかけにして、ベテランとはけっこうたくさん話をしました。
僕は小物釣りの時は、丸めたグルテンの上をハリスからなぞるようにして餌つけするんですが、その付け方を褒められました。
繊維が立つので食いが良いとのこと。
ネットやハウツー本で仕入れた知識でしたが、この歳になると人に褒められることってあまりないので、そこは素直に嬉しいものでした。
そして先に帰るベテランは、帰りがけに件の「一本1500円の鈎」を僕にくれるのでした。
「極めタナゴ」とか「新紅鱗」みたいなテトロンハリスの鈎でした。
もったいなくて使えない、と一度はお断りしたんですけど、結局もらっちゃいました。
ここで遊ぶ時は、仕事場から直行してそのまま帰宅するので、かさばるバケツは持ちたくない。
そこで1.5〜2Lのペットボトルを寝かせて、上に来る側を切り開いてバケツ代わりに使いました。
なかなか調子が良かったです。なんと言っても元手がかかっていないところが良い。
オカル仕掛けです。
ナカジマの雑魚ウキっていう2個入り300円くらいのウキに、流線型シモリ玉の0号をつないでいます。輪ゴムが太くて入らなかったので、シモリ玉は爪楊枝を削ったやつで止めてます。
鮒釣りの時もこれとほぼ同じ仕掛けで、鈎だけが大きくなるかんじです。
良い出会いもあったことだし、リベンジ成功としておきます。
本日の遊び道具
延べ竿五尺
オカル仕掛け
秋田狐1号