平成最後の鮒釣り 雨でもいいじゃない
平成の大晦日です。
あいにくの雨ですが、この雨のおかげで家族は出掛ける気が無くなったようで、僕が釣りに出かけても良さげな雰囲気です。
平成最後の鮒釣りです。オデコだけは避けなければなりません。
というわけで、いつもの池です。
雨対策を万端整えて、シトシトと雨の降る中で釣り糸を垂れるのは、これはこれで趣があるというか、悪いものではありません。
仕掛けを落とせばすぐにアタリが出るけれど、なかなか鈎には掛かりません。
この池ではモツゴの小さいやつがかなり幅を利かせているので、きっとそいつらです。
アタリさえあれば、いつかは釣れるだろうと思えるし、釣りに退屈する事はありません。
そんな風に構えているとようやく鮒が掛かりました。
さて、これで平成最後の鮒釣りにおいてオデコは回避されました。
肩の荷が下りたようなホッとした気分です。
鷹揚に釣り糸を垂れていると、池のポンプが動きはじめました。
ここのポンプが動いているのを目の当たりにするのは初めてです。
雨で池が増水しちゃうから川に流してる、のかな?
はじめのうちは水量もそれほど減っていなくて、鮒もちょこちょこ釣れていましたが、とうとう底が見えるくらいに水が減ってしまうとアタリどころか仕掛けを垂らす深さも無くなってしまいました。
こりゃダメだ、と仕掛けを外して片付けをして、良い機会なので底の状況を見ておくことにしました。
枝が落ちているあたりは、そういえばちょいちょい根掛かりします。
いくつかポコっと深くなっているところがあって、そのうちの一つはその辺りでよく釣れます。深いところが溜まり場になっているのかもしれないですね。
へぇ〜、おもしろいなあ、なんて思っていると大きい池の方から流入してくる水でまたまた水位が上がってきました。
もう一度仕掛けを結んで、二匹くらい追加したところでお開きにしました。
ツ抜けは逃しましたが、楽しい釣りでした。
令和も楽しくやっていきたいものです。
平成最後の遊び道具
遊流里六尺
道糸0.8号シモリ仕掛け
ヘラスレ0.8号