祝・初の獲物を初の場所で あとは移動環境の整備とか
舎人公園よりもう少し道を進んで、川口市との境近くに毛長川という川が流れています。
流れているというか淀んでいます。
そこに「ふれあいばし」というフレンドリーな名前の橋が架かっていて、「平成28年度 河川魚類等調査報告書」なる資料を調べたところ、ゲンゴロウブナだのビワヒガイだのニゴイだの合わせて19種がこの上流で確認されたとのことでした。
2年前の資料なのでそれほどあてにならないかな、とも思いましたが舎人公園やマブナ池、芝川しか釣り場が無いので、新規開拓ができれば楽しいかと試しに釣りに行ってみました。
川に着いてみると、水はそこそこ澄んでいますが何しろ浅い!
ボラの小さいやつが群れをなして泳いでいるのが丸見えです。
あとは鯉です。
なんとか釣り糸を垂らせるくらいの深場を見つけて、「みどり」をエサに試してみました。
しばらくアタリの無い時間が続き、弱いアタリがあったような気がして竿を立てると鯉がかかっていました。
水面までは2mくらいある垂直護岸です。
どこかに取り込めそうな場所はないかと岸を右往左往しましたがどこにもありません。
やっぱり長柄のタモは必要だなぁ、と思ってまごまごしているうちに鈎が口から外れてしまいました。
切れなくて良かった〜、と再び釣り糸を垂れると、また何か掛かりました。
また鯉か!俺はなんちゅうアホだ!
と自分を毒づきながら竿を立てて、ご尊顔を拝見してみると随分とやせ細っています。
少ししたら暴れなくなったので、思い切ってゴボウ抜きにしてみました。
びと〜ん。
ニゴイです。初めて釣りました。
練り餌に食ってくるとは思いませんでした。
なんていうか、目がヤバいですね。
玉網の径が36cmだったと思うので、30センチくらいでしょうか。鯉よりもほっそりしているので軽かったんでしょうね。
そのあとはまるで続かず、途中話しかけてきてくれたご老人によれば、この川では練り餌はあまり有効ではなく、ミミズか赤虫が良いのだそうで。
ご老人は近所の方で、ずっとこの川で釣りをしているのだそうで、僕が釣りをしていた場所よりもさらに上流で川底をスコップで掘って深くして魚の溜まり場を作り、そこに釣り座を作ってあるとの事でした。
ご老人は携帯電話を取り出すと、写真でこの川での釣果を見せてくれました。
オイカワやウナギ、ナマズやタナゴの写真があり、11月に入ってからはあまり釣れなくなってしまった、との事でした。
ご老人が帰ったあとであちこち釣り場を探しましたが中々良いポイントは無く、ご老人の釣り場を見学して帰途につきました。
自転車で、あまり苦労なく行ける釣り場を探していますがなかなか芳しくないですね。
予定より早めに帰宅したので、自転車釣行を
少しでも快適にするためにちょっと細工をしました。
少し前に荷台を取り付けましたが、どうやっても玉網が上手く収まりませんでした。
そこで100円ショップでワイヤーネットを買ってきて、荷台に固定しました。
このワイヤーネットに、玉網の柄をくくりつけてみるとなかなか調子良く収まりました。
荷台にタックルボックス、フレームに竿を固定して、エサ、バッカン、折りたたみ椅子はリュックサックに入れています。
タックルボックスは大きめな手提げに入れてあるので、釣り場をウロウロする時にはこの手提げの中に玉網を突っ込んで運ぶと便利です。
それにしても、新しい釣り場はなかなか見つかりません。
やはり車で少し遠くに行くしか無いのかなあ。
本日の遊び道具
延べ竿十尺 道糸1号
ハリス0.6号 改良ヤラズ1号
唐辛子ウキ ガン玉5号
エサ:みどり、九ちゃん、へらグルテン