芝川で小物釣り 橋の下で雨宿り釣行
午後イチで用事のある休日。草加の池には水が少ないし舎人公園は行くまでに濡れちゃいます。
小雨の中で釣り糸を垂れるのは良いですが、自転車に乗るのは嫌です。
そこで久しぶりに芝川に行ってみることにしました。
僕がいつも釣りをしていた場所の近くには橋が架かっていて、その下なら雨宿りをしながら釣りができます。
ここは護岸のきわまで草ボウボウなので、釣り座を構えるのも四苦八苦なんですが、橋の下ならそれもありません。
余談ですが、僕は昔から「雨宿り」って言う行為が好きで、子供の頃なんかは雨の日になると、学校からそのまま家に帰れば良いものを、わざわざ途中の団地の階段とか、集会室の軒下とかで雨宿りをしては雨の日の匂いを嗅ぎながらボケっとしていました。
大人になって、幾分この傾向は少なくなりましたが、雨に降られてとりあえず濡れないところで一休みするのは相変わらず好きです。
閑話休題。
で、この橋の下なんですけど、ここで小物が釣れたことがなくて、何となく敬遠しているポイントです。
でもまあ、今日は釣れなくても仕方ないや、くらいの気持ちなので、へらグルテンにガーリックパウダーをまぶしたエサをとりあえず打ち込みます。
ちなみに、十尺では橋にぶつかってしまうので、これも良い機会と以前に買った浮草八尺を使いました。
アタリが出ないまま、練ったグルテンをそろそろ使い終わってしまう頃、ようやくウキが少し動きました。
すぽっと引き込まれてすぐに浮いてきたので、きっとモツゴだろうと見当をつけて、鈎を袖鈎から秋田狐の1号へ交換します。
新しくグルテンを練って、アタリの出た近くにエサ打ちをすると、「入れたら当たる」状態にまでなりました。
どうやら寄り付いてきたみたいで、あとは鈎にかけるだけです。
モツゴの場合、アタリに即合わせでもかかる場合が多いように思えます。
ウキがすぽっと沈むアタリから何となくゆら〜っと動くアタリまで色々あって、なかなか楽しい獲物です。
そしてこの川のモツゴは、他で釣るよりも大きいです。これは時期によるんでしょうが、先日の草加池では上がらなかったサイズばかりです。
寄せるまでに時間がかかってしまい、結局タイムアップまで一時間弱、何とか十匹のモツゴを上げてお開きです。
以前この川でモロコを釣ったことがあって、一応確認しましたがみんなモツゴでした。
久々の芝川でしたが、橋の下も渋いながら何とか釣れることがわかりました。
梅雨時にはちょうど良いかもしれません。
そして初めて使った「浮草」。
こいつは超硬となっていて、確かに硬い竿でした。なので、アタリに合わせて乗るかどうか、くらいの時でも手元に魚のピチピチが伝わってきます。なかなか楽しい竿でした。
本日の遊び道具
延べ竿八尺
道糸1.5号
唐辛子ウキ
ガン玉5号
秋田狐スレ1号
へらグルテン